石炭にいたしましても、あるいは鉱種名でいう亜炭にいたしましても水成鉱床でございまして、昔の植物、これが現地でその上に地層がかぶってできたもの、あるいは流木としてどこかに移動いたしまして、その上に土砂がかぶりまして——土砂と申しますのは非常にわかりやすく申し上げているわけですが、そういうものがかぷりまして、そういう上に累層となりますところの砂岩、頁岩あるいは礫岩というようなものがだんだん上に増してまいりまして
堀部富男
○森(誓)政府委員 先生のおっしゃる通りで、その場合の鉄は水成鉱床のものでございまして、異種の鉱物として見られる可能性が非常に多いと思います。そういう意味で、金、銀、銅と同一の申請で、その鉄の申請が有効であるかどうかちょっと疑問だと思うのでありますが、私はその点についてまだそこまでここで明確なお答えはできません。
森誓夫
そういうときに、この鉄というのが水成鉱床の中にあったときには、やはり異種鉱物としてその中から鉄を除外するのですか、どうなんですか。
齋藤憲三
そういうところへ、ちょぼっと火成鉱床中に湖があって、その底に水成鉱床みたいなものができて、そこにウランが沈澱しておるというそのことをもって、地質調査所は、これは水成鉱床に賦存するウランと認定するのか。全体的に火成鉱床地帯のウランとして処置するのか。これはどっちに処置をされるのですか。
齋藤憲三